CHRISTIAN SOBOTTKAと
TAMIKA FRIMPONGからのメッセージ
このたび、当社のグローバル行動規範(以下「行動規範」)が改訂されましたことを誇りに思い、また期待を持っています。改訂された本行動規範は、ハーマンの基本的価値観である誠実さ、イノベーション、一体性、チームワーク、卓越性に基づくものであり、この基本的価値観は、私たち共通のビジョンである持続可能なコンプライアンス文化の追求において、私たち全員の進むべき方向を示す羅針盤として、あらゆる意思決定と行動の指針となるものです。本行動規範は、当社の価値観や使命を反映するために随時改訂されるものであり、財務報告、利益相反、データプライバシー、知的財産、その他の重要な職場関係などに関して、複雑な状況を切り抜け、倫理的な意思決定をするための明確なフレームワークをハーマンの従業員、マネージャー、取締役、エージェント、その他の第三者パートナー全員に提供します。
グローバルな声を上げる文化と報復を一切容認しない方針に対するハーマンの揺るぎない取り組みは、本行動規範の中核となっています。こうした取り組みは単なるスローガンではなく、当社の取締役会やシニアリーダー委員会(以下「SLT」)より課された達成すべき目標、すなわちすべての人の声が届き、尊重され、能力を発揮できる職場環境の実現に向けたハーマンの一貫した姿勢を示しています。従って、ハーマンでは、懸念の大小にかかわらず、あらゆる声を真摯に受け止め、オープンで率直な対話を通じて、より強力で倫理的な企業を築くことができます。声を上げることが容易ではない場合もあることは理解しています。時として不安を感じながら一歩を踏み出し、言いにくいことを提起し、確立されたやり方に疑問を呈するのは勇気が必要な場合もあるでしょう。それでも、声を上げることは奨励され、求められています。ハーマンでは、積極的に声を上げる文化を守ることは非常に重要だと考えており、行動規範、倫理、法律に関する懸念を善意に基づき提起した人に対するいかなる報復も容認しません。ハーマンの報復を容認しない方針に違反した場合には、速やかに断固とした措置を取ります。
この重要な旅路を共に歩むにあたり、皆さん一人ひとりが本行動規範の精神を理解していただくようお願いいたします。力を合わせて、次のことに取り組んでいきましょう。(i)声を上げることが例外ではなく、当たり前のこととみなされる透明性の高い文化を醸成する、(ii)最も高い誠実さの水準を保持しつつイノベーションを称賛する、(iii)私たちの会社としての力が多様性に基づくという認識の下、一体性とチームワークを推進する、(iv)すべての業務に卓越性を目指して取り組み、常に高い基準を設定して、他の人もそれに従うよう促す。
ハーマンコミュニティの一員としての皆さんの貢献に心から感謝を申し上げます。
